倉敷産帆布の生産終了について

最後の更新からだいぶ時間が経ってしまいました。

前回書いた縦長バッグインバッグについて、その後いくつか試作を製作しましたが、なかなか納得するものができず。

縦長ということで、より安定感のある倉敷産の帆布で製作していました。

そうこうしているうちに、倉敷産の帆布仕入れ先から非常に残念なお知らせが届きました。

当店で長年使用し続けている倉敷産の帆布、ついに生産が終了してしまうとのこと。

 

思わぬ事態に、縦長のバッグインバッグの製作&販売についてはあきらめることにしました。

前回のブログ更新後「販売を楽しみにしています」とメッセージをくださった方もいらっしゃいました。

販売できず申し訳ございません。

 

当店で使用している倉敷産の帆布は、明治時代から使用続けてきた機械で織られていました。

以前、仕入れ先のインスタライブで工場の様子を拝見する機会に恵まれました。

大きな音、空調も効かない中で、職人さんたちは古い機械の調整をしながら作業を行なっているということでした。

生産終了の理由については、仕入れ先から知らされてはいないのですが。

この素晴らしい布がもう作られないと思うと本当に残念です。

今となっては日本国内で作られる布は減り、さらに帆布となると本当に貴重なんです。

 

 

仕入れ先では生産は終了しましたが、在庫がなくなるまでは販売が可能とのこと。

ここにきて8号帆布の新色も仕入れました。

以前から気になっていた色。

 

11号帆布ハチミツをちょっと濃くしたような色です。

バスケット横を製作したので近々販売スタートします。

 

当店での在庫は、カラーによって量にばらつきがあります。

8号帆布の方はだいぶなくなってしまいましたが、11号帆布は暖色系ならもう1年くらいは大丈夫かと。

とはいえ在庫限りの販売となりますので、気になる商品はお早めのご注文をオススメします。

残りわずかなカラーについては、今後もTOMOROKO取扱ネットショップやインスタにて、随時お知らせしていきますね。